「世界一貧しい大統領」から『豊かさ』を学ぶ
未来資産塾講師の谷口です。
今日は「貧しさ」の本当の意味についてお話させて頂きます。
皆さんは、自分のことを「貧しい」を思ったことはありますか？
仕事もあるし、ご飯も食べれてるし、買いたいものはある程度買えてるし・・・
恐らく日本人の多くの方は、自分の事を「貧しい」とは思わないかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか？
皆さんの心は、いつも満たされてますか？
そう言われると、
「貧しくはないけど、満たされてないかも・・・」と思ったりしませんか？？
では、「貧しさ」とは一体何を指すのでしょうか。
とある方が、「貧しさ」の本当の意味について、こんな風に言っています。
「貧しい人とは、『少ししかモノを持っていない人』ではなく、
『もっともっと』と、いくらあっても満足しない人の事だ。」
これは、「世界一貧しい大統領」と言われた、
「ホセ・ムヒカ元大統領」の地球サミット2012でのスピーチの一文です。
ウルグアイ 第40代大統領 ホセ・ムヒカ氏（2012〜2015）
ムヒカ元大統領は、任期中の給料（ウルグアイ平均月収の10倍）を９割寄付しており、
ウルグアイの平均月収しか手元に残さなかったそうです。
資産の80％を寄付する事もあり、その理由を
「自分が稼いだお金は、貧しい人と企業家の役に立ってほしい」と言っていたそうです。
さらにこんな事も言っていました。
「本当に貧しい人は、贅沢な暮らしを保つためだけに、働く人だ。」
ムヒカ大統領はご自身の事を、
「貧しい」とは思っておらず、ただ「質素」なだけと言っています。
ムヒカ大統領の自宅。「僕の人生に豪邸は必要ないんだ。」
ではムヒカ大統領が「人生で一番大切」と考えるものは何でしょうか？
それは・・・
「自由を楽しむ時間」です。
ムヒカ大統領は、「豊かな人生＝自由を楽しむ時間のある人生」と考えています。
と言っても、フラフラしている訳ではなく、
自分の「目的」に向かって自由な時間を送っているという意味です。
「贅沢を維持するために時間を使うくらいなら、
『目的』のために時間を使いたい」、という事なんです。
なんか素敵ですよね。
今はもう引退したムヒカ元大統領。
今頃もウルグアイで「豊かな人生」を送っている事でしょう。
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もしまだ来たことがない方はぜひ一度足を運んでみて下さい。
きっとこれまでより「豊かな人生」を送る、きっかけが出来ると思いますよ。
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