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「2000万円不足する」と言われているが本当にそうなのか?

「2000万円不足する」と言われているが本当にそうなのか?

未来投資代表の中島です。

 

今日は

巷で話題の

「2000万円足りない問題」

の本当の問題についてお話をします。

 

 

 

リタイア後の年金だけでは

2000万円不足するという報告書を

政府は受け取らないとして

何やら揉めていますが

 

「2000万円足りない問題」

はどんな問題で

私たちは

どうしたら良いのでしょうか?

 

 

まずは

なぜ2000万円が足りないのかを

 

話題になった報告書

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書

「高齢社会における資産形成・管理」

を見てみましょう。

下記のリンクから報告書を見ることができます

https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf?fbclid=IwAR258QAwLPY9K9kfLMzGo4w1faEaS7bORQRbf2obcgdLbdVwiqB85Ye8fvg

 

2000万円が足りない根拠は

 

65歳以上の人の

平均支出(26.3万円)から

平均収入を(20.9万円)を引くと

5.4万円が不足※

 

65歳の平均余命をなどを

考えて30年の取り崩しを

想定すると

 

平均的な高齢者夫婦は

約2000万円足りない

という話です。

 

これが世間で話題になった

金融審議会の報告書

「2000万足りない問題」の

真実です。

 

皆さんは

「2000万円足りない問題」

の真実を聞いてどう思いましたか?

 

「そうなんだ!知らなかった!」

という方や

 

「そんなの当然知ってたよ」

という方から

 

色々な方がいると思いますが

 

僕が気になったのは

2000万円どうのこうのより

平均支出26.3万円です。

 

そこで皆さんに質問です。

 

皆さんは

老後に夫婦2人で毎月26.3万円の

生活で満足ですか?

 

生活する分には

困らないと思いますが

理想の生活は可能でしょうか?

 

僕は個人的に

老後はゆったり生活をしたいし

やりたいことを自由に

やれる環境にいたいので

少なくともこの2倍は欲しいです。

 

そうすると不足金額は

 

52.6万円(平均支出)ー20.9万円(平均収入)

=-31.7万円(1ヶ月の不足分)

 

-31.7万円×12ヶ月

=-380.4万円(1年間の不足)

 

-380.4万円×30年
-1億1,412万円(人生の不足額)

となり

 

僕の場合は

「2000万円の不足問題」

改めて

「1億円の不足問題」

となります。

 

もちろんそのために

人生のことや資産運用を考えています。

 

何が言いたいかというと

2000万円足りないことが

問題ではなく

 

自分は将来

どうやって生きていきたいかの

ライフプランを作るということが

重要なことで

その計画に合わせた

資産運用が必要な訳です。

 

 

ライフプランとは

自分の人生をどのようにして

生きていきたいか

 

理想の人生計画を立て

そこに合わせたお金のプランを

作成することです。

 

例えば

ある新婚夫婦が

ライフプランを作る時に

考えてもらったのが

 

どんな風に

自分の趣味を

楽しんでいきたいか?

 

家族でどんな行事を

して行きたいか?

 

子供達には

どんな教育をしていきたいか?

 

マイホームは建てたいのか?

 

将来のお仕事は

どのように変わっていくか?

 

老後はどのように

生活したいのか?

など

 

夫婦の理想の

生活を考えて

もらいました。

 

 

重要なのは

お金がどうのこうのではなく

 

この理想の生活が

どんなものかです。

 

お金から考えていたら

人生はお金に

支配されてしまいます

 

お金に支払いされないように

前もって計画を立て

資産運用を行うことで

理想の人生を生きる

それがライフプランです。

 

老後に急に

2000万円足りないと

言われても準備できませんが

 

若いうちからコツコツ

投資を続けていれば

2000万円を貯めるのは

実は難しいことではありません。

 

 

「2000万円足りない問題」を機会に

ライフプランを描き

資産運用も本格的に

はじめていくと良いかもしれませんね。

 

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