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株価は世界的、国内、企業の3つの要因で変動する

株価は世界的、国内、企業の3つの要因で変動する

株というものは、一定の相場が保たれているわけではないので、常に価格が変動する不安定なもの。しかし、なぜ株価というものは変動するのだろうか?

株価が動く原因は、大きく分けるとこの3つに分けられます。

世界的な要因、日本国内の要因、そして企業独自の要因。

「世界的要因」は、世界で起こる様々な出来事のことです。例えばアメリカと中東で戦争が起こったとします。その国に深く関わる企業の株は変動します。色々な企業、特にグローバル企業は世界をまたにかけて商売をしているので、この世界的要因に左右されやすいのです。

「日本国内の要因」は、日本国内で起こる様々な出来事のこと。例えば政権交代が起こることにより、会社の株価が変動したりします。

近年でいうと、2012年に野田内閣(民主党)から安倍内閣(自民党)に移行したときもアベノミクスにより、世の中の見通しが明るくなり、株価は一気に上がりましたね。

「企業独自の要因」は、その会社の業績の上昇など、会社にまつわる出来事のことです。

本来なら株価は企業独自の要因でのみ変動するべきものなのですが、どんな会社も社会の中で商売をしている以上、日本や世界の出来事と無縁ではいられないのです。なので世界のどこかで何かが起こっただけで、日本の製造系会社の株が下落したりするのです。それが、株と言うものの奥深さであり、また難しさでもあります。

 

2017年アメリカでは、トランプ政権になって、政策や政治を取り巻く出来事で、株価が上がったり、下がることが多くなりました。大統領の発言や政策変更で株価がグッと下がる事もしばしば。

後「アメリカ第一主義」を貫けば、企業は経済活動が不安定になり、企業の業績とは関係なく、どんどん株価が下がってしまう事にもなりそうですね。

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